「overflowが描く世界」と「現在の社会」のギャップを埋めていきたい。PM瀬戸口の原体験にあるものとは

「overflowが描く世界」と「現在の社会」のギャップを埋めていきたい。PM瀬戸口の原体験にあるものとは

瀬戸口 翔大

セールスマネージャー, PM & Ops

兵庫県神戸市出身。大学在卒業後、コミュニティサービス運営会社を創業。リードデザイナーとして顧客体験の設計から事業拡大に携わり、提供するアプリがApple社「BEST OF 2014」を受賞する。2015年に日本酒の製造・販売会社を創業。日本酒のサブスクリプションサービスを立ち上げ、サービス設計・オペレーション構築・会員規模拡大に貢献する。2019年10月より、株式会社overflowに参画。趣味は囲碁、漫画、サウナ、日曜大工、料理。

Twitter

2019年10月、overflowのオペレーション改善とPMとしてジョインした瀬戸口翔大。アプリ開発会社や日本酒製造・販売会社の共同創業者という一面も持つ彼が、なぜoverflowにジョインしたのか。起業の経緯と共に紐解いていく。

社会課題の解決=overflowが描く世界

——:まずはoverflowにジョインするきっかけから教えてください。

overflowで働いている大佐和に誘われたのがきっかけですね。実は大佐和とは小中高大と一緒なんです。気持ち悪いですよね(笑)

——:では大佐和さんに口説かれてoverflowにジョインしたんですね!

それもありますが、overflowと「Offers」が作っていく世界に共感したのが大きな理由からです。

これからの日本の人口がどんどん減っていく中で、人材が一箇所に固まるのは経済合理性と合わないと思っているんですが、「Offers」はそこに対する打ち手として、世の中に必要とされるプロダクトだと確証しているんです。

ただ、世の中の流れや考え方が、「Offers」の世界観に追いついていないと感じているので、そのギャップをいかに埋めていくかを、僕がこれから解かなきゃいけない課題だと思っています。

その課題を解いた先にこそ、overflowや「Offers」が描いている世界があるので、そこに惹かれたというのはありますね。

——:なるほど!  では今、ご担当されている業務を教えてください。

シンプルに表現すると「人の馬力を1から10にする仕事」です。

例えば、商談で成約を取るために10回行くのか、1回行けば受注できるようになるのか——そこをチューニングするのが僕の仕事です。

今はセールス側を担当していますが、以前はもoverflowに登録してくれているワーカー(エンジニアやクリエイター)の満足度やリテンションを高めるためにはどうするか、企業とのマッチングはどうやったら精度が高まるのかなどを、逆算して設計していました。

——:オペレーションの改善やPM的な動きが多い、と?

そうですね! 色々やってますが、今はセールスチームとスクラムを組みながら、科学的に営業を紐解くプロセスをチームで取り組んでいます。

ぜんぜんシンプルじゃなかったですね(笑)

アプリ開発と日本酒製造の2社を創業

——:それではoverflowにジョインする前について教えてください?

大学を卒業してからは紆余曲折がありました(笑)社会人としては、M&Cというアプリの開発会社を創業したのがキャリアのスタートですね。

当時はPOとして、自分でプロダクトの設計からデザイン、戦略の構築も行っていました。この会社には4年在籍していて、その期間中には自社のプロダクトが広告費を掛けず、累計20万ダウンロードを達成し、Appleの「BEST OF 2014」にも選ばれました。

——:そして次に行かれるわけですね。

はい。次の方向性を探っているとき、知り合いから「日本酒の酒蔵を継ぐか迷っている」という相談があったんです。

そこは島根にある酒蔵で150年ぐらいの歴史があるんですが、継がないと潰れちゃうんです。それはもったいないですし、僕自身が日本酒を好きだったこともあったので「僕らにやらせてよ」って。

——:瀬戸口さんのnoteも読みました! 日本酒作りの経験があったのですか?

こちらのnoteですね、読んでいただきありがとうございます! 日本酒の経験はなかったんですよ。単純に興味本位です(笑)

最初はボランティアで手伝いながら、1タンクだけチームで購入させていただき、好きに仕込ませてもらっていました。ただ、僕らだけじゃお酒を造れないので、東京から作り手を呼ぶためにクラウドファンディングをしたんです。おかげで1タンク分は捌けました。

——:日本酒作りに携わるということは、瀬戸口さんも当然島根にいたんですよね?

もう酒蔵に付きっきりでしたよ(笑)上流工程である米づくりから関わってましたし、泊まり込みの部活合宿がずっと続く雰囲気でした。

その後、会社化をしてEC事業を始めるんですけど、それを含めて4年ほど関わりました。

——:そのときのことをもう少し具体的に教えていただけますか?

事業は順調にグロースして、おかげ様でファンも増え続けていきました。

でも日本酒って薄利多売なビジネスだと思うんです。量を作って量を売らないと事業として成り立たないんですね。

日本酒は価値に対して値段が安いプロダクトだと思っていたので、僕らが風穴を開けて、ワインのように価値を上げていきたいと思ってやっていたんです。

——:なるほど!実際にはどのように価値を高めていったのでしょうか?

具体的には、限定生産にして希少性を出す戦略でした。ただ、日本酒はブランドビジネスなので、足が長いんですね。1〜2年で伸びるような事業ではなく、ゆっくり積み上げていき、ファンを温めていく動きを取っていました。

ただ、それが功を奏して当初は島根の酒蔵だけだったんですけど、4年後には5軒の酒蔵と一緒に事業を行えるようにまで成長しました。国内でのファンを増やす活動を行いつつ、同時にアメリカでの販売も行うなど、チャネル開拓は積極的に行ってました。今思えば、当時はいい方向には伸びていったと思います。

——:これまでのキャリアから考えると戦略設計やマーケティングが瀬戸口さんの得意領域かと思うのですが、overflowで主にオペレーションの最適化を担当されているのはなぜなのでしょうか?

オペレーション最適化も僕の得意領域だと思っています。特にオペレーション構築の動きが多くなってきたのは、日本酒の会社でサブスクリプションサービスを始めたのがきっかけです。

「サブスク」と聞くと難しそうなイメージなのですが、実際は小売ビジネスと一緒で、わかりやすくいうとコーヒーチェーンと似ているんです。どこの国から豆を仕入れるか、仕入れてきた豆を運んで、倉庫に置いて、全国の店舗に発送して、消費を予測して、お客さまをリテンションして、とやっていくのが小売ビシネスなんです。

この「調達から届けるまで」の動きをサプライチェーンと呼ぶのですが、これをずっと1人で推進してきて、最適化のための改善をしていたのが背景にありますね。

——:そうだったんですね! overflowや「Offers」の世界観に共感し、今その経験を活かしていると。

はい、あと自分のルーツをたどると「プログラミング」だと思ってるんです。物事にはインプットとアウトプットがあって、それをできる限り効率をよくすることがエンジニアリングなんです。

デザインをするときもエンジニアリングをするときも、この考え方を持ってやっていました。

overflowはフルリモートで機能する稀有な組織

——:前職と比べて働き方は変わりましたか?

大きく変わったと思いますよ。個人的な話ですが、2019年4月に子どもが生まれたので、必要に応じてリモートと出社を使い分けられるのは、子育てしている身からすると大変助かっています。

メンバーのプロフェッショナリズムが影響していると思いますが、責任感の強い人が多い分、仕事の進行具合も出社形態に関わらず、アウトプット重視で気持ちよく働けてます。

——:仕事と育児の両立も順調そうですね(笑)

妻の理解が大きいに尽きるんですけどね(笑)僕は仕事に没入してしまうと周りが何にも見えなくなるタイプなので、家族と時間が合わなくなったことを妻に指摘されてから生活を見直したんです。

そこで考えた結果、可処分時間は限られているので、それをどう差配しながら有効活用するかを徹底的に考えました。その結果、自分は寝ないとパワーを発揮できないタイプなので、一日の睡眠時間や就寝時間を決め、早起き&朝仕事をして、その後に数時間ですが「ファミリータイム」を作ったんです。

その時間はどんなに急用があっても子どもの時間にしようって。それをやり始めてから、仕事も家庭もうまく回るようになりました(笑)

——:ちなみにoverflowの働き方や働く人の特徴で感じたことはありますか?

組織や人の温度みたいなところでいうと、ウェットというよりドライ、フォーマルではなくカジュアル。リモートワークが中心の働き方の中、顔の見えるコミュニケーションを積極的にオンラインやリアルの場で設けるなど、バランスが最適化されていると思います。

メンバーそれぞれプロフェッショナルなので、仕事に関する議論はもちろんありますが、「同じ社会課題を解く仲間」という意識が強いので、互いへの信頼感が強いです。持ちつ持たれつのバランスが上手く取れた、良い関係だと思います。

あと、フルリモートでここまで機能する組織って特殊だなと思いました。目的意識がきちんと共有されているので、全員同じ目線で物事を考えられるんです。物理的距離があっても成立しているのが今の状態だと思ってて、ここは魅力ですね。

——:最後に余談ですが、瀬戸口さんの思考の仕方や深堀りは、趣味の囲碁が活きているからしょうか?

「地頭が良くなったか」という視点でいうと、多分活きてないですね(笑)

でも、囲碁のゲーム性や考え方は経営戦略を考える上で役立ってます。

囲碁は小学4年生のとき、近所のスーパーの本屋さんで『ヒカルの碁』を読んだのがきっかけです。もう本当に「ズドーン」って雷が落ちて。「囲碁のプロにならなきゃいけない」って思っちゃってからですね(笑)それから中学を卒業するまでやってました。

ただ「神の一手」は極められそうになかったです。でもやっぱり神様っているんだなって感じました。世の中には強い方がごまんといるので、自分の得意領域をしっかりと見定める必然性は学んだと思います。

ですから、囲碁は子どもにもやらせたいですね。やってくれるかわからないですけど(笑)

——:瀬戸口さん、ありがとうございました。

採用中の職種はこちら!

事業をさらに拡大するべく複数ポジションを募集しています。

一覧に戻る