エンジニア、PM、デザイナーのキャリアインフラ「Offers(オファーズ)」を運営する株式会社overflow(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木裕斗、以下 overflow)は、パートナーシップを結ぶCrossRelを運営している株式会社Lumilinks(代表取締役:小木曽槙一)と共同で、プロダクトデザイナー向けのスキルツリーと体系的な学習のための書籍マップを制作したことを発表いたします。

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◼︎共同制作の背景・目的

Offersでは、#Offers_DeepDive(https://offers-jp.connpass.com/)において「本質を見抜く目を持つ」というコンセプトのもと、エンジニア、デザイナー、プロダクトマネージャー向けのconnpassイベントを開催してきました。その中で、個別イベントがキャリア形成のどの部分に繋がるかを体系的に示すため、エンジニア向けスキルツリーを作成・公開しました。(参考URL: #Offers_DeepDive エンジニア向けスキルツリーを公開

今回、プロダクトデザイナーからも同様のニーズが高まっていることを受け、テック業界の多様な才能が交差する実験的コミュニティ『CrossRel』を運営している株式会社Lumilinksと共同で、デザイナー特有のスキル体系を明確化したスキルツリーの開発に着手いたしました。

1. プロダクトデザイナーのスキルツリー

本スキルツリーは、プロダクトデザイナーが習得すべきスキルを「要件・戦略」「骨格・表層」「実装」の3段階に体系化し、ゲーム感覚で学習できる視覚的なマップとして設計されています。

「要件定義」から始まり「ドメイン知識」「プロトタイピング」「ユーザーリサーチ」を経て、「デザインシステム設計」「UI・画面設計」「アクセシビリティ」などの専門スキルへと段階的に進む明確な学習経路を紹介しています。

プロダクトデザインの学習を「要件・戦略」「骨格・表層」「実装」の3つのフェーズに体系化し、RPGゲームのようなスキルツリー形式で視覚化。学習者が自分の現在地と次のステップを直感的に把握できます。

2. プロダクトデザイナーの書籍マップ

併せて提供される書籍マップでは、各スキルエリアに対応した約20冊の実務書籍を視覚的に配置。「はじめてのUXリサーチ」「ABOUT FACE」「JavaScript本格入門」など定評ある書籍を3つの学習フェーズごとに最適な読書順序でご紹介します。

従来の「場当たり的な読書」から脱却し、「デザイナーとしてどの本をどの順番で読めばいいのか」という多くのデザイナーが抱える課題を、ゲーミフィケーションの要素を取り入れた直感的なインターフェースで解決するコンテンツとなっております。

◼︎CrossRelとの協力について

『CrossRel』は、テック業界の多様な才能が交差する実験的コミュニティです。Offersは2.7万人以上のエンジニア・デザイナー・PMが利用する人材プラットフォームとして、CrossRelの革新的なコミュニティ運営とビジョンに共感し、テック人材の新たなキャリア機会創出に向けて協力体制を構築しています。

今回の共同制作では、同コミュニティに参加する豊富な実務経験を持つプロダクトデザイナーの知見を活用し、現場で本当に必要とされるスキルを反映した本コンテンツの開発を実現しました。

◼︎今後の展開

本スキルツリーと書籍マップは、継続的にアップデートを行い、最新のデザイン業界のトレンドや技術動向を反映してまいります。また、今後はプロダクトマネージャーやエンジニア向けのスキルツリーとの連携も視野に入れ、エンジニア、PM、デザイナーの皆さまにとってより使いやすく、価値あるサービスの提供を目指してまいります。今後も継続的な改善を行い、テック人材のキャリア構築をより強力にサポートしていきます。

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